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寒流 (松本清張)[かんりゅう]
『寒流』(かんりゅう)は、松本清張の小説。『週刊朝日』1959年9月6日号から11月29日号まで、「黒い画集」第6話として掲載、1959年12月に『黒い画集2』収録の一編として、光文社より刊行された。 『黒い画集 第二話 寒流』のタイトルで1961年に東宝で映画化、またこれまで5度テレビドラマ化されている。 == あらすじ ==
銀行の支店長である沖野一郎は、新任の挨拶廻りの時に、割烹料理屋「みなみ」の女主人・前川奈美を知った。沖野は、常務取締役・桑山英己とは学校の同窓で、桑山により強引に抜擢されていた。ある日、奈美が増築のため1千万円の融資を頼みに来た。沖野は彼女の店の経営状態からみてこの大口取引を承諾した。それから二人は親密の度を増していった。結婚を口にする奈美に、病弱の妻をかかえる沖野の心は動いた。 そんな時、桑山が沖野の支店を訪ねて来て、用事で支店を訪れていた奈美と出会う。沖野一郎の不幸がこのときから芽を吹いた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「寒流 (松本清張)」の詳細全文を読む
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